変化する腸内フローラ

腸内フローラは、うまれた時の環境などによりその人独自のフローラが出来上がるといわれています。

腸内は母胎に居る状態では無菌ですが、出生と同時に産道や空気、周囲の人間の肌の接触などによって細菌が侵入します。

そして成長とともにその人独自のバランスでフローラが出来上がります。

しかし腸内フローラのバランスは様々な要因で変化します。

加齢による腸内フローラの変化

健康な人であっても、加齢とともに腸内の善玉菌の活性は落ちやすい、というのが識者の見解です。

赤ちゃんの時の善玉菌や、私たちの体をつくっている細胞も、
加齢とともに機能が衰えて、分裂するスピードが遅くなることがわかっています。


つまり、新陳代謝が鈍くなるために組織や器官全体の機能低下をもたらし、
腸内環境にも影響を与えるのです。

腸内フローラのバランスは、加齢のほかにもおもに次のような原因で崩れやすくなります。

栄養の偏り
運動不足
不規則な生活
ストレス

健康のためには、腸内フローラを善玉菌優勢の良いバランスに保ち続ける必要があります。

そのためには、腸内環境に良い食事や生活習慣などを意識することも大切です。



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